ウェディングフォトグラファーの採用で気をつける2つのポイント

ウェディングフォトグラファーの採用に失敗したかな、と思うとき

ウェディングフォトグラファーの採用に失敗したかな、と思うとき

ワークショップで毎回必ず誰かから聞かれることの一つに「スタッフの採用や教育ってどうしていますか?」ということがあります。「一人ではどうにもできん」となった時には、やはり人を入れないといけない。でもどうやって採用して、どうやってその人を育てていくか、皆が悩むところだと思います。「教育」はまた次の機会に置いておくとして、今日は、スタッフの採用について少し自分の考えを書きたいと思います。

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採用基準はたった2つ

自慢じゃないですが、僕は「教育」という「教育」をスタッフにした記憶はありません。それよりも、採用の時に気をつけて人を選んで、あとはその子に頑張ってもらうという方針でやっています。

うちは、不良を更生させる施設ではありません。入る人を選べる立場なので、合わない人を変えていくよりも、最初からいいと思った人を選んでその人を伸ばすという方が、チーム成長の一番の近道でしょう。

まず最初から事務スタッフを雇う人はいないと思うので、今回は、フォトグラファー候補という設定で採用を考えるとします。

人柄

採用の際に見るところは、たった2つ。そのうちの一つが「人柄」です。しかも最初の5分くらいでわかるので、30分くらい話したとしても、最初の段階で採用かどうかは決まっています。残りの時間は、来てもらってすぐに返すのは悪いので、業界のことやうちのことを話す時間です。

プラス評価になる素質(人柄)は、

  • 根性がありそう(体育会系出身)
  • 有言実行(過去にやってきたこと)
  • 向上心がある(放つ言葉)
  • 素直(話していて感じること)

などといった点です。

すでにウェディングの仕事をしている人であれば、「ギャラのいいところを探してる」よりも、「もっといい写真が撮りたい!」という人がいいし、写真未経験であれば、「自分のやれる範囲でやれるだけやってみます」よりも「どんなことがあっても気合いでやり抜きます」という人がいいです。

正直、撮影のテクニックなんかは一年で身につきます。あとは向上心があって、色んなことに興味を持って感性を磨き、諦めずに頑張り実行する精神があれば、きっと日本国内である程度は名前が知られるウェディングフォトグラファーになれると思います。だから、採用時の基準で「人柄」を重視しています。

写真

もう一つの評価基準は、もちろん「写真」です。じゃあ経験者であればあるほどいいかと言うと、決してそうではありません。ウェディングにおいては、一定数を超えると「撮影組数」と「いい写真を撮るかどうか」に因果関係はありません。むしろ場数を踏んでいる人ほど、ずっと飽きもせずに同じような写真を撮っていることが多いです。

写真を見せてもらう時に注意を向けている点としては、

  • 単に流行を追っただけの写真になっていないか
  • アーティスト気取りの写真になっていないか
  • 何を撮りたいか写真から感じ取れるか
  • 丁寧に仕事をしているか

などでしょうか。

PhotoshopやLightroomでやたらめったら加工して変な色味にしていたり、傾けすぎていたり、おしゃれに撮ろうと意識しすぎていたり、見たことがあるような写真ばかりだったり。ほとんどの人が陥ってしまいがちなこのような状況になっていないか、気をつけて見るようにしています。

最近の流行を追った方が、安い仕事は来やすいです。でもそれ以上は望めません。なぜなら、同じことを安くやるライバルがいくらでもいるからです。逆に言えば、大量生産で安く仕事を回しまくる!というチームを作るのであれば、他人のコピーが得意な人をたくさん雇えばいいでしょう。

「オンリーワンになれる素質を持っているか」それを見抜くのが、クッポグラフィーのような少数精鋭のウェディング撮影チームの採用担当者の仕事だと思っています。


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