ウェディングフォトグラファーの投資の順番

久保真人_ニコン_使用機材

今日からブログは毎日更新(デスクワークの日のみ)。今まで続いたことはありませんが、頑張ってみようと思います。

というのもワークショップを閑散期ごとにやっても年間60人ほどにしか話ができず、個々人に対して深いものは与えられていると思うけど、業界への影響力という意味では本当にしれているなと思ったからです。

なので、自分の持っている知識や経験をもっとたくさんの人に伝えるという意味で、これからはこのブログを活用していこうと思った次第です。

ちなみに自分は過去に3回か4回、あるいはもっと、ブログを挫折しているので期待せずに毎日覗きに来てください(笑)

また、高頻度の更新の代償として、内容は浅くなります(笑)浅くなるというと語弊があるかな。

しっかり書くものは書きますが、別に全ての記事がブランディング云々ではなくて、新しい機材のファーストインプレッションだったり、撮影の話だったり、セミナーの告知など、もっと柔らかい内容の記事もたくさん書いていきます。

いつか記事が溜まって来た時に、これからウェディングフォトを始めようと思った青年が、ウェディングフォトグラファーとしての仕事をイメージできるような、そんなブログにしたいと思っています。そういうブログ、あんまりありませんよね。

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さて、今日は「投資の順番」というタイトルになっています。どういうことかというと、僕は今、昔では考えられなかったくらい(逃げ出したくなるくらい)毎月の固定費が膨張しているのですが、フリーのウェディングフォトグラファーが仕事を獲得してチームを大きくしていく時に、どういうものに、何から投資していくかということを書こうと思います。

--- 目次 ---

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1. 機材

まずは、皆さん大喜びの「機材」です(笑)

多くの人が「よかったぁ〜」と、ほっと胸を撫で下ろしていると思います。なぜなら、ほとんどのフォトグラファーが、自分の資産の量に対して過剰と言えるほど機材に投資しているから。すぐに新しい機材を買ったり、うまくいかない撮影を機材のせいにしたり、よく新しいカメラやレンズを買うけど、これでいいのかなぁ〜と思っていたところを、久保さんが肯定してくれた!と思った人が多いんじゃないでしょうか。

すみませんが、その思い込みはハズレです(笑)ここでは、「必要最低限の機材」のことを言っています。

僕がウェディングを始めた2008年頃、僕の使用機材はCanonのEOS 40Dでした。EF-Sズームレンズとマクロを揃えて、シグマの30mm f1.4を使っていました。7Dが出てからは買い換えましたが、どんな暗い中でもISO 800で頑張っていたものです。笑

でも、それでもお客さんは来ていたんですよね。十分と言えるほどに。実際、ウェブサイトで集客する人にとって、ピクセル等倍の美しさは関係ありません。

ニコンユーザーであれば、

  • D750
  • 20mm f1.8
  • 35mm f1.8
  • 50mm f1.4
  • 85mm f1.8
  • マクロ

あとはクリップオンストロボやワイヤレスライティング用の送受信機などがあれば必要十分。あとはマニアの世界です。これ以上を求めても、売上には直結しないことがほとんどなので、まずは上記のような最低限の機材を揃えましょう。機材投資はいったんここでストップ。

2. 宣伝

その次は宣伝です。これは大事です。

フォトグラファーが信じていることで、大きな勘違いの一つに、いい写真を撮れば仕事がくる、という考えがあります。でもこれは、真実のようで真実ではありません。

もちろんいい写真を撮ることは必須ですが、それを元にどうやって売上を伸ばしていくかというと、やはり見せ方や宣伝の仕方にかかって来ます。それによって、持っている写真が2倍にも3倍にも効果的なものになります。

初めにやる宣伝といえば、

  • Adwords
  • リスティング広告
  • FB広告

などでしょう。

なお、これは経験上の感覚値ですが、単価が高い商品、要するにウェディングフォトとFB広告の相性はあまり良くないと思います。値段の安いものであれば、FBで見た商品をそのままスマホで購入!ということはありますが、ウェディングフォトなどの高価なものは、申し込み!までいきにくいなと感じます。衝動的にサクッと買えるものの方が、スマホやFacebookと言ったものに合っている気がします。

3. 採用、家賃

意外と初めに準備したくなる「スタッフ」や「オフィス」、要するに人件費や家賃ですが、これはなるべく後回しにしましょう。

というのも、固定費は儲かっていても儲かっていなくても毎月固定でかかるものであり、会社やチームの運営にずしんとのしかかるものだからです。

繁忙期やその直後はいいんです。余裕があるから(笑)でも、1月を耐え忍んだ後の2月あたりの固定費は本当にきついです。。。どれだけ仕事がなくても、広告みたいに一時的に予算を抑えるといった調整ができません。

とはいえ仕事が増えてきたら人に手伝ってもらう必要があり、その人が働くオフィスがいる。

僕のオススメは、まずは現場でだけ手伝ってくれる撮影アシスタントをパートタイムで雇う。その次は、その人とオンラインでRAWデータのやりとりをできるようにして、自宅で現像やセレクトをしてもらう。お客さんとの打合せは、都内のカフェなど。

少し余裕が出てきたら、都内にシェアオフィスを借りていいと思いますが、初めは無理しなくていいと思います。カフェの席取りなどのストレスを一通り経験して、早くオフィス借りたい!と思うことも大事かもしれません(笑)

また、カフェ打合せの場合は、いつも打合せする場所を決めておいて、基本的にそこでお願いした方がいいです。というのも、新しいお店を探すのは時間がかかるし、後会計だとお客さんと「ここは私が、いや私が」という無駄な?やりとりが発生してしまい、お互いに気を使うからです。

僕は、東京駅のスターバックスにひたすら通っていました。スタバは前会計で、誰でも知ってる安心のカフェ。トイレが中にあるのも大事なポイントです(笑)一日に何件も打合せをする場合は、トイレの度にパソコンを持ち歩いたりするのが大変なので。

その後、もうそんなことしなくても十分仕事きてる!と思った時に、フルタイムのアシスタントを雇ったり、編集や打合せをする場所を借りるのが良いと思います。

僕が初めて借りたのは、日比谷線小伝馬町駅から徒歩2分のワンルームマンション。うち以外にも、税理士事務所や歯医者などが入っていた、住居用だけではないマンションでした。

  • 都内
  • 駅近
  • 編集と接客スペースの区切り
  • 払える家賃
  • 室内が綺麗

この辺りがポイントでした。打合せは仕事終わりの女性がくるので、できれば明るい場所だったり、綺麗めなインテリアを心がけるといいと思います。ちなみに家賃10万円でした。

まとめ

さて、今までとはちょっと趣向を変えて、ライトな内容で書いて見ました。

要するに

  • 必要最低限の機材を揃える
  • 機材への過剰な投資よりも宣伝にお金をかける
  • 余裕が出たらようやく採用やオフィスを

ということです。投資の順番を間違えると、お金が入ってきてもすぐに出ていき、なかなか成長スピードが上がりません。最短距離で目標値までたどり着くために、効率よく投資をしていきましょう。

では、これからもサクッと更新できるよう、頑張っていきます!


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