デジタル商品は最新機種をスキップしてもストレスのない時代に

この先の男性が今まさにD850を手にしようとしているフォトグラファーです

この先の男性が今まさにD850を手にしようとしているフォトグラファーです

ニコンからD850が発表され、アップルからiPhone Xが発表され、世間は賑わっていますね。

海外ではまだD850を触れるお店がないのか、僕がビックカメラの店頭に置いてあるD850をインスタストーリーにあげただけで、外国人の友人2名から「D850どう?」というメッセージがきて、関心の高さが伺えます。

僕も実際、D850を触ってみて、カメラでレーティングがつけられるところとか、RAWのサイズを選べるところとか、まあ5Dmark3にある機能ではあるのですが(笑)、ホールド感もAFも含めて、いいカメラだなと思いました。

ただ、正直なところ、D750が15万円を切る値段で販売されている今、35万円を出してD850を買う意味って何だろう、って考えてしまいます。買う理由を考える必要があるなと感じます。

僕は、5Dmark3が出てすぐに飛びつきました。それは必然だったからです。

それまで7Dで頑張っていたのですが、「画質」「高感度」「AF」「ファインダー」など、カメラ機能のほとんどあらゆる面で上回っていたので、まだ値段が高い時に買いましたが、本当にいい買い物をしたなと思ったものです。

でも、ウェディングフォトグラファーにとって、D850とD750は、性能面では差があれど、それが20万円もするのか、また、成果物として納品される時にその差を感じることができるものなのか、かなり疑問です。

というのも、最近のデジタル関連の商品は、けっこういいものが普及してしまってるんですよね。

先のiPhone Xしかり、Canonの5Dmark3→4への進化しかり。「おおこれいい!でも、前のもけっこういいよね。買い換える必要ある?」という感じで、「買い物したい!」「とにかくいつも最新機種がほしい!」という人以外は、何世代かはスキップしてもストレスがない時代になったなと言えます。iPhone Xすごそうだけど、俺の今のやつもけっこう画面綺麗だし大きいし、動画も綺麗に撮れるなぁ、といった具合に...値段が高い割に、明らかな性能差がそこまでない。

それくらい、デジタルの世界では進化のスピードが衰えてきたのか、消費者が慣れてしまったのか、驚きを感じる新商品が減ってきたなという印象です。最近ではソニーのA9。あのAFは、カメラ業界でもサプライズと言えますよね。でもそれくらいの商品って本当に少ないです。

なので、個人的な感想としては、D750を使っているウェディングフォトグラファーはD850を買う必要はなし。ただし、広告撮影で4,500万画素が必要とか、何か他の理由があるのであれば、検討してみても良いと思います。


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