ブルーオーシャンを探そう

by 坂田さん(Handihouse project)

by 坂田さん(Handihouse project)

沖縄におしゃれカフェを作るのは多くの人の夢。でもビジネスを取るなら、おしゃれカフェが必要としているものを提供するべし。

今日は、沖縄のカフェの話を例に、ウェディング業界のことを話してみたいと思います。

 

--- 目次 ---

沖縄にはおしゃれカフェがたくさん

沖縄のカフェの駐車場問題

皆が必要としているものを提供する

フリーウェディングフォトグラファーはお支度場所がなくて前撮りができない

ヘアメイクさんがアトリエを持つと強力な武器になる

---

 

沖縄にはおしゃれカフェがたくさん

沖縄にスタジオを構えて、沖縄事情に少しずつ詳しくなってきました。スタジオのある北中城村というエリアは、いわゆるおしゃれカフェが密集しているところで、スタジオからも徒歩圏内でいくつかおしゃれなカフェがあり、車で5分~10分走れば、その数は跳ね上がります。

おしゃれな外国人住宅カフェが急増中!話題のスポット「北中城」にあるカフェ 5選
http://okinawaclip.com/ja/detail/1300

こういうところに来ると、特に僕はスタジオを作ったりしているので、自分もこういうカフェを持ってみたいなぁと思ってしまいます。

ゆっくりと時間が流れて、自分の好きなインテリアに囲まれ、美味しいフードとドリンクを楽しみ、緑に囲まれた癒しの空間。しかもそのオーナーが自分という。周りからはすごいと言われ、自分も鼻高々で、それ以上に気分がよくなることってあるんだろうか。

でも、沖縄のカフェ事情は、詳しく分析したわけではないですが、売り上げを伸ばしていくのが非常に難しいと思います。

 

沖縄のカフェの駐車場問題

沖縄は車社会。一つのテーブルに4人座ったとして、皆が旅行者であれば1台の車で来るでしょうが、それが地元の人たちだと、それぞれが自宅から車で来る。1つのテーブルを埋めるのに、車が4台くることもあるということです。

どんだけ広い土地にせなあかんねん!

と、誰しもがその大変さを容易に想像できるはずです。しかも競合がいっぱい。

このように、ライバルがたくさんいて激戦が必至とされるマーケットのことを「レッドオーシャン」と呼び、ライバル不在で一人勝ちできるマーケットを「ブルーオーシャン」と呼びます。

なので、沖縄にカフェを開いてうまくやっていくには、まずカフェで人気を出す必要がある。さらに、カフェ営業をして名前を売り、何かそこの特徴的なフードなりドリンクなりを作ってそれを商品化してお土産物屋で売る。そういった、カフェ以外での利益の上げ方を用意する必要があると思います。た、大変なのはこれだけでもわかりますよね...

あるいは、これが今日一番最初に書いたことなのですが、それだけたくさんあるカフェが必要としていることを提供してあげたら、カフェをやるよりきっと儲かると思うのです。

 

皆が必要としているものを提供する

例えば、どこも駐車場があるといっても数台分くらいなのですぐにいっぱいになってしまう。なので、カフェが密集しているエリアに駐車場を作り、コインパーキングにするか、あるいはそれらのカフェと提携をして、来店したお客さんの車を預かる。

カフェにいる間、そのパーキングに駐車しておいてあげて、お客さんが帰るときにまた車を出してあげる。密集具合や、その従業員の移動手段などをちゃんと考えたら非現実的かもしれませんが、パッと今思いつくものだとそういうことで、そこにあるたくさんのものと同じものを作るのではなく、そのたくさんが必要しているものを提供してあげる方が、ビジネスとしては独占度も高く、うまくいくという考えです。

 

フリーウェディングフォトグラファーはお支度場所がなくて前撮りができない

長くなりましたが、実はこれは前置きです(笑)というのも、このブログはカフェを論じるブログではないからです...これをウェディングフォトグラファーに置き換えてみましょう。

多くのフリーウェディングフォトグラファーは、自分のオフィスやスタジオを持っていません。僕も昔はカフェで打ち合わせをして、自宅で編集をしていました。同じようにしているウェディングフォトグラファーは、関東エリアだけでも100人以上いるでしょう。

結婚式当日はさておき、そんなウェディングフォトグラファーが一番困っていることの一つは、「前撮りをしたいと言われてもお支度をする場所がない」ということです。

オフィスを持つ余裕はない。でもたまに結婚式当日の依頼をもらった人から前撮りをしたいと言われる。あるいは、前撮りはできないと思って他の安い業者で撮っちゃいました、という話を後から聞く。

こんなもったいない話はないですよね。せっかく自分の写真のファンという人が前撮りをしたいと思っていて、できれば頼みたいと思ってくれているのに、諸々整っていないから撮影してあげられない。売り上げをあげる機会を損失しているということです。

 

ヘアメイクさんがアトリエを持つと強力な武器になる

ここでは、ウェディングフォトグラファーをおしゃれカフェだと思ってください。そんなにいいものではないかもしれませんが(笑)

僕がフリーのブライダルヘアメイクアーティストなら、家賃10万円くらいの小さなアトリエを都内山手線内のエリアに構えると思います。使用料はもちろん取らず、仲の良いウェディングフォトグラファーさんが前撮りをしたいとなったときに、自分にヘアメイクの依頼をくれたらアトリエを自由に使っていいですよと言います。

ウェディングフォトグラファー1人としか付き合いがなければ難しいですが、別に何人のウェディングフォトグラファーと仕事で繋がろうが、結婚式場の競合とかいうレベルではないので、全く問題ありません。自分のオフィスとしても使えます。

ヘアメイクさんのギャラは、キャリアや仕事の長さ・大変さで違うと思います。なので、どんな仕事かはわかりませんが、ここでは仮に一件5万円としたら、月に2件仕事をもらえるようになればトントンです。例えば30人くらいのウェディングフォトグラファーと繋がってそのことをアピールしておけば、実現不可能なことでは全くないと思います。

アトリエがあると信用度が高まるし、自分の直接のお客さんも成約しやすい。提携の話が来た時も、全く何もないよりはいいと思います。

 

まとめ

今回のヘアメイクさんの話はほんの一例で、ビジネスアイディアを考える時、自分がひたすらやりたいことだけを突き詰めるのもいいですが、果たしてそれは競合だらけの世界だけではないか、一度考えて見てください。

そして、そのうじゃうじゃいる競合が欲しているもの、困っていることって何だろうと考え、それを提供してあげることで、それらを全て自分のお客さんにできる可能性があります。新しいビジネス機会を探している人は、一度、自分の業界に置き換えて考えてみてください。もしかしたら誰も手をつけていないビジネスチャンスが転がっているかもしれません。


クッポグラフィー ウェディングフォト・ワークショップ
優先案内メーリングリスト登録はこちら