5年後もウェディングフォトを続けるためにすべきこと

photo by Masato Kubo / kuppography

多くのウェディングフォトグラファーが時代の波に飲み込まれた

5年後もあなたはウェディングフォトを続けていられると思いますか?

最近インスタで目にする日本のウェディングフォトの中には、5年前に僕が撮っていた写真のようだなと思うものがたくさんあります。

5年前の僕は、平均よりレベルは上だったと思うけど、今インスタで見かける写真より遥かに上をいっていたかというと、それほどの違いはないと思います。ただ、スタートが早かったので、オンラインでアピールしている人がまだ少なく、目立っていただけと言えます(ちょっと謙遜しています 笑)。

自分の知り合いには、以前はネットで集客してたくさん撮影をしていたけど、最近はポツポツしか撮影が入っていないというフォトグラファーが少なからずいます。

なぜそうなったかというと、その人たちは5年前の写真から何も変わらず、誰もがオンラインでアピールするという時代の波に飲み込まれたのです。

当然です。

5年前は人が少なかったから目立っていただけで、今は誰でもオンラインで写真を投稿できる時代。

写真に特徴がなければ、目立つ要素が何もないんです。


5年後の自分の仕事の価値は?

僕の近未来予想はけっこう当たるのですが、いまウェディングフォトを撮影している人は、5年後に今と全く同じ給料・ギャラでできていたらいい方で、多くの人が5~7割くらいの収入になっていると思われます。

だって周りを見渡してください。「写真の仕事をできるならタダでもやりたいです」っていう若者はたくさんいるでしょう?

タダかどうかはさておき、昔は自分も写真の仕事があることが嬉しくて仕方なかったはず。

これからますます若手がどんどん出てきて、今のあなたのレベルの仕事を、あなたより安い値段で請け負っていきます。

これはどの時代も同じで、繰り返されてきた歴史です。

だから、今のレベルとそう変わらないことをしていたら、5年後にあなたの仕事の価値は半分くらいになってしまっている可能性が高いんです。


ウェディングフォトグラファーとして生き残るために

じゃあなぜ久保真人は、クッポグラフィーは生き残ったのか?

それは、2014年から毎年のように海外に行ってワークショップを受講して、日本の他のウェディングフォトグラファーが知らないことを学び、日本でオンリーワンの写真を撮れるようになったからです。

それは、ストロボ機材やカメラのスペックに表れない部分。

テイストやムード、被写体との距離感やコミュニケーション…数え上げればきりがありません。

でも多くのウェディングフォトグラファーは、そういう「目に見えにくい、形のないもの」を学んで身に付けようとせず、テクニックのコピーに走ったり、「俺の写真はシャープじゃない」などと言って高いレンズを買う理由を探したりしてきました。

だから差がついたんです。

久保が過去に参加したワークショップ

2014年 Fearless Conference / Bali
2015年 Kelvin Koh / Tokyo
2015年 Jesh de Rox / Singapore
2016年 Carol Kuntjoro / Yokohama (Touch the World)
2017年 Terralogical & Bloc Memoire & Samuel Goh / Bali (Limitless workshop)
2017年 Carol Kuntjoro & Jesh de Rox / Tokyo (Touch the World)
2018年 Fer Juaristi & James Day / Bali (Limitless workshop)


海外から講師を招待。学ぶテーマはCreativity。

「他のフォトグラファーにはないものを身に付けたい」

そう思っている人のために開催しているのが、海外のフォトグラファーを講師として招待する Touch the World ワークショップです。

過去二回の開催では、インドネシアのCarol Kuntjoroや、カナダのJesh de Roxに来日してもらい、多くの学びを得ました。

第二回 Touch the World ワークショップのようすはこちら

そして、2019年2月4日(月)東京開催の第三回 Touch the World ワークショップでは、インドネシアでもっとも人気のウェディングフォト会社の一つ、Terralogicalの共同オーナーであるGovindaを招き、「Creativity解放」と題してクリエイティブについてレクチャーをしてもらいます。

Govindaが今年撮影したエンゲージメントフォトは、Facebook上で3,000以上もシェアされました。それは確かにカップルセッションではあるけれど、僕たちが目にしたことのある「ウェディングフォト」とは全く異なるもの。でも、カップルの個性を最大限に表現したものでした。

All photos by Govinda Rumi / Terralogical

Good artists copy, great artists steal.

ピカソの格言に、「良いアーティストはコピーし、偉大なアーティストは(アイディアや要素を)盗む」というものがあります。

これと同じで、Govindaの作品と全く同じものを撮影するのが、今回のゴールではありません。

彼の発想や手法を学び、それらを自分のスタイルに取り入れて、自分だけの写真を生み出すことが目的です。

カメラを買い換えたら今までより大きい画素数で記録できるようになるのと違い、撮影の翌日から写真が全く異なるということはないかもしれません。

しかし、学んだことを継続してチャレンジしていくことで、5年後に振り返った時、あのワークショップに出た経験は、自分にはなくてはならなかったものだったなと思えると思います。

第三回 Touch the World ワークショップは、10月中のお申し込みで一万円の割引、過去のクッポグラフィーのワークショップ参加者はさらに一万円割引です。

もう少しで定員に達しますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。